リトル・ゾンビガール

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リトル・ゾンビガール

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140057254
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

「一歩をふみ出せば、世界はどんどん姿をかえていくのかもしれない」
分断が進むこの社会で、“他者を知ること”の意味を伝える心温まる物語。

いまから約200年前、互いの生き残りをかけて人間とゾンビは戦争を繰り広げた。戦いに敗れたゾンビたちはわずかな数を残して森の奥へ逃げて以来、人間に一切干渉しないことで自分たちの生活を保ってきた。一方で人間たちは、ゾンビは絶滅したと思い込み、時の経過とともに戦争は風化され、「ゾンビは怖い」程度の認識を持ちながら平和に暮らしていた。
そんなある日、ゾンビたちが住む森を商業施設として開発しようと、人間たちが森に足を踏み入れた。戦争を忘れず、「人間は冷酷だ」と語り継がれてきたゾンビたちは、自分たちの暮らしを脅かされると思って怒り、人間に復讐しようと立ち上がる。
このまま人間とゾンビの全面戦争は避けられないのか!? 異なる世界に生きる人間とゾンビが共存する道は、ゾンビの少女・ノノと人間の少年・ショウの二人に託される――。

本書は、NHKみんなのうたミュージカル「リトル・ゾンビガール」の脚本家みずからが、物語の世界観や登場人物たちの心の動きなどを丁寧に掘り下げ、オリジナリティー豊かに描いた書き下ろし小説。
少年少女たちの心の交流を描いた児童文学として、「どうすれば、ゾンビの少女と人間の少年が友だちになれるのか」という純粋な願いを投げかけます。その根底には、「相手を知り、異なる価値観を認め合う」という、いままさに世界中の人々が直面する普遍的かつ切実なテーマが流れています。
世界中で格差が広がり、分断が進み、多様性のあり方が問われるいま、子どもだけでなく大人もまた自分を見つめ直すきっかけを与えてくれる本書は、読後にじんわりと温かい気持ちが宿るハートフルストーリーです。

【公演情報】
日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2022 NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』
2022年8月20日(土)より東京・日生劇場にて上演開始予定(以降、各地を巡演予定)。

ノノ役(Wキャスト) 髙橋ひかる・熊谷彩春
ショウ役(Wキャスト) 石井杏奈・伊藤理々杏(乃木坂46)
クルス役 エハラマサヒロ
ハル役 石田佳名子
親分役 コング桑田
リリィ役 大和悠河

脚本 德野有美
作曲・音楽監督 八幡 茂
演出 鈴木ひがし

内容説明

ゾンビと人間の生き残りをかけた大戦争から200年。戦いに敗れひっそりと暮らしていたゾンビたちの森に、戦争もゾンビの存在も忘れてしまった人間たちが、森を開発しようと立ち入ったことで大問題に。生活をおびやかされると怒ったゾンビたちは、復讐のため人間の街へ向かう。異なる世界に生きるゾンビと人間がともに暮らすカギは、好奇心旺盛なゾンビの少女・ノノと、内気な人間の少年・ショウに託された―。分断が進むいま“他者を知ること”の意味にふれる心温まる物語。

著者等紹介

〓野有美[トクノユミ]
構成作家、脚本家。主にテレビのバラエティー番組、またYouTubeにて構成作家として活動。NHK「となりのシムラ」で脚本家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

58
児童書。ゾンビとお友達になれるかな▽森を切ってショッピングモールにする。工事関係者の父とともに森のある街にひ越してきたクルス・ショウは友達作りが苦手だった。クラスメイトが劇の準備をする中、突然現れた不思議な元気少女ノノと友達になる。ノノは森に隠れ住む6人のゾンビのひとりだった▽言葉のチョイスが子供っぽくて軽い。脚本家なのかストーリーは悪くないのに残念。表紙のノノの服がピンクなのが違うだろ感。「ゾンビ」といいつつソレジャナイ感。子供騙し感はなんでなのかしら。2022年刊2023/12/03

遠い日

6
愚かしい戦争が毎日報道されている今、他者を理解することの意味を考えさせられました。暴力によっては何も解決しないことがここでもはっきりと描かれています。ゾンビの少女ノノと人間の少年ショウの、ぶつかり合い、信頼を揺らがせ、相手を憎むその過程の心の動きがリアルで、わたしたちの日常にも誤解や独り合点で、相手をまともに見ていない状況が散見されることに気づきました。葛藤を超えて、話し合うこと、認め合うことの大切さを感じました。人間もゾンビも、共に生きるものとして尊重し合うというところに着地できたのは視点の転換のゆえ。2022/06/28

だけど松本

5
人間と言葉が通じるゾンビが相手だから和解して共存してって方向にいったけど、これが有害認定された言葉通じない動物だったら、とっとと殺して土地開発してるんだろうなと意地悪なこと考えてしまった。 2022/09/16

ひい

2
テーマもストーリーもよかった。多様性とか共存とか色々考えさせられます。市長の描き方には違和感が残る(ミュージカルの舞台ならこのくらいでいいのかもしれないが)。 内容には無関係ですが、いかにミュージカルが元といえど、児童書の書影に帯広告は入れないでほしい。表紙のイラストから伝わるものも多いのです。2023/01/15

よし

0
戦争が起こる理由を、街の開発や人間とゾンビの対立に置き換えた物語になっていて、人間の利己主義や無理解、恐怖心や疑心暗鬼も、とても身近な感情として受け止めることができました。それは誰にでもある感情で、でも今に生きる私たちは、誰かから奪うのではなく、工夫したり助け合うことで生活を豊かにしたり、情報を得たり、直接交流したりすることでお互いを理解したりすることを知っているはずです。本当に、この物語のような幸せで平和な世界になることを願うばかりです。#NetGalleyJP2022/08/22

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