内容説明
2012年、政府はついに不測時の食料安全保障マニュアルを発動する!?来るべき食料危機に警鐘を鳴らす、戦慄の近未来小説。
著者等紹介
中村靖彦[ナカムラヤスヒコ]
昭和34年、東北大学文学部卒。同年NHKに入る。最初は農業食料番組のディレクター。昭和49年解説委員となって食料問題の分野を担当。平成13年定年でNHKを退社。その後、内閣府食品安全委員会委員を経て東京農業大学、女子栄養大学客員教授、食を考える国民会議幹事長などを勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tetsu
6
★4 元NHKのディレクターで食糧問題のエキスパートの著者が、新書ではなく小説という形で日本の食糧問題に警鐘を鳴らす。 専門家だけにいろんな角度からさまざまな問題を顕在化させようとする姿勢が見えるが、小説としてはかえって煩雑な印象を受けた。 牛肉11kg、豚肉7kg、鳥肉4kg、鶏卵3kg がそれぞれの1kgを得るために必要なえさの量だそうです。肉は国産でもえさは海外からの輸入に頼っている現実があります。国際情勢の変化などで、海外からの食糧輸入が減少したり、ストップするリスクを再認識できる一冊。2014/09/26
aiko
0
農家は美味しい思いをしている。かと。買っては読まない。2012/12/19
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