内容説明
虐げられた民の反乱、島原の乱とは何だったのか。
著者等紹介
松原誠[マツバラマコト]
本名・古屋成正。昭和7年、東京神田小川町に生まれる。昭和34年、早稲田大学第一政経学部卒業。NHK(日本放送協会)入局。放送記者として東京はじめ各地で勤務。平成元年、早期定年退職後歴史小説の執筆をはじめる。平成8年、「小次郎揺曳」で早稲田文学新人賞佳作第一席。平成10年、「天命を奉じ天討致し候」で第二十二回歴史文学賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャーリー
0
悲惨な戦いと思いきやファンタジックなストーリーに驚いた。だが、あとがきにあるように、天草四郎の肖像などの資料が残っておらず、英雄となった姿は後世に描かれたとある。新たな発想を取り入れて書かれたものとして読むのもひとつだろう。2014/11/20
avan0813
0
天草四郎の生き方がロックすぎてもう。2010/11/30
てんてん
0
天草四郎、一揆を先導した人として名前は有名だけれど、どんな人だったのか本で読んだのは初めてです。 天草四郎に関しては肖像画も詳しい経緯も現代には伝えられていなくて この本も 人物だったかもしれない、というスタンスで描かれていました。 他の解釈の本も読んでみたいな。2020/04/24