内容説明
女優・脚本家として、「週刊ブックレビュー」司会者として、活躍中の著者が、プルーラルな視点で描き上げる、娘と母の、せつない愛の物語。脚本家デビューを果たした話題作『納豆ウドン』の書き下ろし小説も収載した著者初の単行本小説集。
著者等紹介
中江有里[ナカエユリ]
女優・脚本家。1973年12月26日生まれ。大阪府出身。1989年に芸能界デビュー。映画「ふたり」「学校」「風の歌が聴きたい」、NHK連続テレビ小説「走らんか!」大河ドラマ「義経」など、多数の作品に出演。2002年処女脚本作「納豆ウドン」で第23回BKラジオドラマ脚本コンクールに入選(最高賞受賞)。その後、女優・脚本家と多方面で活動中。2004年4月より、NHKBS‐2「週刊ブックレビュー」で司会を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
42
納豆ウドン食べてみたい。2013/10/14
カピバラ
30
お母さん、そりゃ重いでしょう。林さんに対しても、娘に対しても…思春期の女の子の気持ちも考えてー(^◇^;)あと、林さんは卑怯!母と娘、どっちもなんてありえません。2015/03/02
あー
19
「結婚写真」も「納豆うどん」もとても読みやすくて、私が想像していた流れとも違っていて、良かった。2018/11/04
奏市
10
長編と短編が一つずつ。短編『納豆ウドン』が著者最初の小説。ある作家の方のエッセイで、人にとって実年齢の現在だけがその人を構成しているのではなく、過去の全ての年齢・時代が今もその人に含まれ存在しているとの見方を読んだが、2作品とも10代半ばの女の子が主人公で、著者の当時感じていた思い等も反映されてるのかと想像しながら読んだ。親との関係は男女問わず至極複雑なようで。アラフォーの今ですらそうだし。長編の表題作は1人の男を巡る母娘との三角関係?みたいな展開に。嫁曰く安達祐実が母との間でそういうのがあったらしい。2022/10/02
よこしま
9
「納豆うどん」を読みたくて。父母娘の複雑な関係に、ポンと昔辞めていった娘の副担任を投げ込むことで、どんな波がたつか、読んでいくうちに興奮してきました。その副担任の本性や変わりゆく姿も。女優さんでもある中江さんのデビュー作、なかなかの逸品でした。2013/12/18
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