内容説明
小説、詩歌、エッセイ、ルポルタージュ。本の森から暮らしを問いなおす清冽のネイチャー・エッセイ。
目次
土(おいしいものは人を寛容にする―スローフードな人生!‐イタリアの食卓から始まる(島村菜津著)
キャンバスに生命を耕す―土に生きる‐常田健小画集 ほか)
山(“まほろばの島”は警告する―朱鷺の遺言(小林照幸著)
「時代」見据える樹木に学ぶ―柞の森‐熊谷龍子歌集 ほか)
川(“三十六河川”の筋をたどる―川の旅(池内紀著)
虫追いのかなたに見える山河―斑猫の宿(奥本大三郎著) ほか)
海(節度をもって食文化を守る―海の歌‐人と魚の物語(カール・サフィナ著)
大アホウドリ先生は復活を夢みる―消えゆくものたち‐超稀少動物の生(ダイアン・アッカーマン著) ほか)
人(ほがらかに放浪を生きる―旅の図書館(高田宏著)
発酵食品はつくり手も熟成させる―食の堕落を救え!‐スローフードの挑戦者たち(小泉武夫編著) ほか)
著者等紹介
乳井昌史[ニュウイマサシ]
1944年6月25日青森県むつ市生まれ。1968年早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。同年読売新聞社入社。社会部次長、論説委員、文化部長などを経て、2002年9月退職。この間、中央環境審議会委員、中央社会福祉審議会委員、文化審議会委員なども務め、現在は東京農業大学客員教授
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