内容説明
「いま、日本の葬送事情はどうなってるの?そして、ワタシは、家族は、どうするの?」まついなつきが、いろいろな人と出会いながら、死や葬送に、等身大の答えを探す…。ロールプレーイング「死生観の旅」エッセイ。
目次
プロローグ 会ってなかった大切な人
第1章 ジャムさんの死
第2章 息子と先祖の墓参り
第3章 「自然葬」という方法
第4章 母、墓を買う
第5章 戒名って、仏葬って、何さ?
第6章 葬儀委員長、決まる
第7章 マンガで遺言状を描いてみた
第8章 本能で生まれ、本能で死ねたら
エピローグ 向こう岸を歩く
著者等紹介
まついなつき[マツイナツキ]
1960年7月1日東京生まれ。イラストレーター、ライター。77年、漫画評論専門誌『だっくす』にて、コラム、漫画などの執筆を始める。94年、自身の出産・育児の体験を赤裸々に綴った『笑う出産』(情報センター出版局)シリーズがベストセラーに。現在、多数の月刊誌に連載を抱えながら、精力的に執筆活動を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinoko
6
3.0 読みやすい。まついさんのお葬式に対する考え方がよくわかる。生前は無宗教なのに死んだら仏教で戒名をつけるってなんだかおかしいよね。ある程度の年齢になったら遺言を書くように法改正すればいいと思う。そうすれば遺族の骨肉の争いも減るかも。(^_^)2012/12/19
がつを
4
まあ。面白い。葬儀委員長かぁ。私は頼める人がいないなぁ。遺言にはちょいと興味あり。2013/08/15
わゆ
4
ぼちぼち自分の両親が死んだらなんて心配をしなくてはいけない歳になってきたので、手に取って見ました。葬儀の打ち合わせをするうちに、弔いの気持ちを”金額”に置き換えられていくと書かれていて、なんともやりきれない気持ちになりました。仕方のないことなんですけどね…。2010/11/20
絵具巻
1
文京区立根津図書館で借りました。2020/02/03
ロピケ
0
まついさんの本は面白くて大好き。だいたい読み尽くしたかなと思っていたけれど、図書館でこの本を見つけた!読むとやはり期待を裏切らない面白さ。まついさんのご両親も登場し、その独特のキャラクターにまついさんのユニークさの素を発見できた。お葬式やお墓への思いは千差万別(そんなに無いかな?)だけれど、私とまついさんの考えは近くていちいち納得できた。身内を無くして茫然自失って時にぼっったくられたくないものだと改めて考えさせられた。2011/03/11
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