昭和時代回想

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昭和時代回想

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140053119
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

忘れたい記憶、忘れ得ぬ風景。進歩と発展、そして虚ろな狂躁。「昭和」とは旧きよき時代なのか、懐しい日々なのか、それとも苦い心の傷なのか。旧懐、苦笑、共感、寂寥、希望、そしてニヒリズム。色合いも味わいも複雑な、読書の喜びを満たす一冊。ほろ苦い懐しさの随想小品集。

目次

1 いわゆる青春について(イヌのフンは、やっぱりイヌのフンにすぎない;学校とはイヤなところだ ほか)
2 暑さに疲れた夕方(日本海の晩夏;蒸気機関車が消えた ほか)
3 「老い」という大陸(ああ、卒業旅行;人の世、至るところに「団塊」あり ほか)
4 「停滞」へのあこがれ(乱歩が最も愛した場所;「停滞」へのあこがれ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

13
NHK出版より、1999年刊。関川夏央さんのエッセイで、『昭和』という時代に関する文章を集めました。関川さんにしては珍しく少年時代の思い出が綴られています。三島由紀夫、向田邦子、長谷川町子、など私も親しんだ名前が出てきます。奥付の初出の媒体を見たら、私も昔買っていた、休刊した文藝春秋の雑誌『ノーサイド』の名前があり、自分でもあの頃の事ー取次のトーハンでアルバイトをしてたなー等と懐かしく思い出しました。2024/11/06

へろりん

1
美文。過剰な修飾語をそぎ落とした恬淡とした文章に味わいがあります。2008/10/25

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