出版社内容情報
学者の家に生まれた菅原道真は、その類稀な才能と努力により、官吏としての第一歩を踏み出した…。幼少時から太宰府の地で歿する迄に彼が残した膨大な数の漢詩を基に、その波乱の生涯を描いた書き下ろし歴史長編。
内容説明
稀代の能吏ゆえの栄光と苦悩。不器用なまでに誠実で、清廉に生きた男。その姿が千年の時空を超え、鮮烈に甦る。菅原道真の漢詩集『菅家文草』『菅家後集』を通してその実像に迫る、渾身の書き下し歴史小説。
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- 和書
- 公論と交際の東アジア近代