内容説明
中国地方は二大勢力、大内と尼子の激突へと日々、緊迫の度を増していった。元就は、迫り来る巨大な暗雲を予感し始めていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Wan-Nyans
6
中巻は、未だ安芸の国人に過ぎず、大内・尼子の大勢力の狭間で揺れ動く毛利家が描かれる。次男である元就は、家督を継ぐ際にも逡巡するなど、脇役に徹しようとするほど人柄が良い。大内・尼子からいじめ抜かれるなかで打開策を探り、その才能を徐々に発揮していく。元就の才能を認めた、敵方である梟雄・尼子経久が大内を打ち破る策略の凄まじさに戦慄。中巻は大内と共に尼子に叩かれたところまで。経久から家督を継いだ晴久がめっちゃ憎らしい。尼子は滅んでからの健気なイメージが強かったけど覆った(^^)いざ下巻へ。2018/08/18
Aki
1
TVドラマ原作物の良い点がよく出ている。とにかくサクサク読める。戦国物というよりはホームドラマだが。さてこの先如何に?2015/01/24
助福猫2
0
図借 40点2012/02/29
すずき。
0
とにかくボヤき倒す元就さんが、ずっと元就さんらしくてよかった。三本の矢のエピソードが出ますよ。2013/08/08
Ryuji
0
★★★★★
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- 和書
- 赤いオオカミ