内容説明
DV法をはじめとする家族に関する法整備が進んでいる。規制が必要なほどに、状況は逼迫しているのだ。離婚率は上昇を続け、子ども虐待が顕著になっている。初婚年齢の遅れが少子化をよび、新しい家族を形成すべき若年層は定職につかず、親と同居し相互依存の度を深めている。日本の家族はここ一〇年でどのように変質してきたのか?最新の統計データを網羅・整理・分類してわかり易く図示し、現代日本における家族像をあきらかにする。
目次
第1部 家族の全体像(家族の構成;ライフコース ほか)
第2部 結婚と夫婦(配偶者選択;結婚 ほか)
第3部 親子と老人(児童と親;青年と親 ほか)
第4部 問題をもつ家族(離婚の動向;離婚にともなう問題 ほか)
著者等紹介
湯沢雍彦[ユザワヤスヒコ]
1930年、東京に生まれる。東京都立大学人文学部社会学専攻卒業。同大学人文学部法学専攻卒業。東京家庭裁判所調査官、お茶の水女子大学教授、東洋英和女学院大学教授を経て、現在、お茶の水女子大学名誉教授。専攻、家族関係学・法社会学
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