内容説明
「真の豊かさ」を求める時代の到来で、改めて「生きがい」とは何かが問われている。本書は、アメリカにおける人間性心理学等の近年の成果を授用して、人の心を深く掘りさげ、「自己実現」との関わりを中心に生きがいの構造を探る。働くこと、愛すること、高齢化社会で老いを、死をどのように生きるかなど、今日的テーマをとりあげて考察する新しい人生論。
目次
人の生きかたについて
「生きがい」とは何か
環境と生きがい
働くことが生きがいか
「持つこと」と「在ること」
人生の意味と価値
自己実現のあゆみ
人間的成熟を目指す
出会いとふれあい
愛と幸福を感じる
高齢化社会に生きる
死をどう生きるか
「生きがい」の構造―まとめ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dice-kn
3
はじめて読んだのは学生の頃だったのかな・・? いつの間にか著者は亡くなってしまったようですが、亡くなった後にも残された著書によって(また)感銘を受けられたので、著者にはまさに”生きがい”があったと言えるのかな。終章にある生きがいの図示がとても興味深いです。2018/07/27
takehiro
2
自分のいきがいは何だろうか、、。2016/03/18
masimasi
1
働きがい、遊びがいと生きがいは、違うんですね。2019/05/26
かなで
1
内容が頭におぼわってないから、もう少しまとめながらもう1回読もうかな2018/09/17
しょうこ
1
読みごたえがあった。自己実現っていうのは、人間誰しもが持っている可能性を伸ばして行くことで、ひいてはそれが生きがいなのだということが述べられていたけど、経験からの持論ではなく、日本国内外のいろんな人の言及を元にして書かれていたので、なるほど!と思えることがたくさんあった。生きがいを考えるきっかけになりました!2015/01/25
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