Liberal arts<br> 万葉集をどう読むか―歌の「発見」と漢字世界

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万葉集をどう読むか―歌の「発見」と漢字世界

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130830621
  • NDC分類 911.12
  • Cコード C1095

出版社内容情報

歌を文字にし、つくられた歌集が意味する事実から導かれる文字と言葉のダイナミズムと古代日本の歴史認識。

歌集『万葉集』の書記方法や構成が,なぜ現在あるかたちで継承されているのかという観点からひもとく入門講義.歌が文字で表現されて生じる言葉の問題,編まれた「歌集」からみえてくる古代日本の歴史認識と,『万葉集』に新たな光をあてる.

はじめに
I 漢字世界のなかの歌
一 漢字世界のなかの歌と「歌集」
II 万葉集の「歴史」世界
二 「歴史」としての『万葉集』――巻一、二がつくるもの
三 「歴史」の磁場――巻三、四、六をめぐって
四 私情をふくむ「歴史」世界
五 歌の環境――巻五について
III 歌の世界のひろがり
六 歌の世界のひろがりと成熟
七 東歌と防人歌――列島をおおう定型短歌
八 歌の可能性の追求
九 編集された家持――歌の世界を体現する「歌日記」
おわりに――固有の言語世界という擬制を離れて

【著者紹介】
神野志 隆光
神野志隆光:明治大学大学院特任教授

内容説明

歌と文字の可能性を考える出発点。テキストとしての『古事記』『日本書紀』から、「古代」の成立を明らかにした著者による書き下ろし入門講義。

目次

1 漢字世界のなかの歌(漢字世界のなかの歌と「歌集」)
2 万葉集の「歴史」世界(「歴史」としての『万葉集』―巻一、二がつくるもの;「歴史」の磁場―巻三、四、六をめぐって;私情をふくむ「歴史」世界;歌の環境―巻五について)
3 歌の世界のひろがり(歌の世界のひろがりと成熟;東歌と防人歌―列島をおおう定型短歌;歌の可能性の追求;編集された家持―歌の世界を体現する「歌日記」;おわりに―固有の言語世界という擬制を離れて)

著者等紹介

神野志隆光[コウノシタカミツ]
1946年和歌山県生まれ。1974年東京大学大学院博士課程中退。東京大学大学院総合文化研究科教授をへて現在、明治大学大学院特任教授。東京大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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岡本正行

82
図書館本、借出期間が切羽詰まっていたので、大急ぎで読んだ。和歌の本、簡単に理解できるものでhない。理解するより味わうべき性質、もう脳に刻みこんで暗唱、復唱できるようになりたい。柿本人麻呂、多く載っている、当然ではある。いろいろな和歌の本、万葉集の本を読んで、じっくり勉強してみたい。ただ、この著者、専門が感じなのか、なにか国語学、漢字についての言及が多い、それはそれでいいが、一般読者としては、なにかもっと和歌について知りたいと思う。この著者、和歌の本、多く書いているようだ、いろいろ多読してみたい。2023/12/26

ELAT

0
万葉集を1つの作品として、作品の論理に即して読むべきだと説く。たしかに、万葉集成立以前の事情をあれこれ考えて説明してみても、古代の史料の少なさ等から検証の余地はなく、想像の域を出ないだろう。本書は徹底的にテクストに即した読み方を示し、万葉集のあらしめる歌の世界、そして20巻全体としての一体性を描き出す。2018/03/03

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