日本語を考える―移りかわる言葉の機構

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130830294
  • NDC分類 815
  • Cコード C1081

内容説明

万葉集から現代語まで。助動詞「た」は何を表わすか。助詞「が」は主格か。日本語の機構を通して、古典の読み方に新しい視点を与える。

目次

序章 移りかわる言葉
第1章 灯暗うして数行虞氏の涙、夜深うして四面楚歌の声―「数」はいくつか
第2章 家離りいます吾妹を止めかね山隠しつれ心どもなし―動詞の用法(巳然形の意味)
第3章 秋立ちて幾日もあらねばこの寝ぬる朝明の風は袂寒しも―順接と逆接の論理
第4章 信濃なる園原にこそあらねども我がははきぎと今は頼まむ―係結びの発生と変遷
第5章 かく憂き事を知る知る、ありしながらに見奉らむよ―時の助動詞「き」の意味
第6章 式部卿宮、明けん年ぞ五十になり給ひける―時の助動詞「けり」の働き
第7章 氷せし嵐を春に吹きかへて昨日は聞かぬ谷の下水―時の助動詞「た」の役割
第8章 猫を飼はば/その猫が争ひの種となるらむ/悲しき我が家―助動詞「らん」の変化
第9章 「この千鶴子さんはね君、ピエール氏が非常に好きだったんだよ。君はいつも傍にいたくせに、写真なんて機械に気を取られて、知らないんだろう」と云って笑った。「ピエール氏が好きか、を好きか、どっちだ」「さァ、それはこの人に聞かなくちゃ」―助詞「が」の機能(主格とは?)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月世界旅行したい

11
上司によく文章の間違いを指摘されるのでこういう本を読んでみた。そもそも低レベルな漢字が書けなかったりする私が読むべきではなかった。低レベルなことから学習しなおすか。2015/05/07

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