出版社内容情報
ひろい視野から中国文学の全体像を捉え，その特質を平易に解説，第一人者による待望の“中国文学入門”である．文言と白話，典故と対句など言葉の問題からはじめ，文学史の時代区分，韻文と散文，文学の社会的地位，作者と読者，さらに書誌学の基礎に及ぶ．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
多目的トマソン
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中国古典の入門書はこれで数冊目になるが、今のところ最もわかりやすくかつ勉強になる本だった。特に四部分類については、成立した歴史的経緯を踏まえて、なぜ（現代人から見れば）わかりにくくなっているのかを解説してくれていて、ようやく腑に落ちた感がある。初学者にはぜひおすすめしたい。2018/04/10
