写真文学論―見えるものと見えないもの

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写真文学論―見えるものと見えないもの

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  • サイズ 46判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130800693
  • NDC分類 902.05
  • Cコード C3090

出版社内容情報

写真がその成立に大きな役割はたしている文学作品――写真文学――とは何かを探求する。ローデンバック『死の都ブリュージュ』、ブルトン『ナジャ』、モディアノ『ドラ・ブリュデール』、デュラス『愛人』、ゼーバルト『アウステルリッツ』などの主要作品からその核心に迫る冒険の書。

内容説明

写真も文学も、両方知りたい。写真文学とは、その成立に写真が重要な役割を果たしている文学作品(小説、自伝、伝記)のことである。

目次

序章 写真文学とは何か
第1部 顔、風景、ドキュメント―写真の中の見えないもの(風景写真の使用法―ジョルジュ・ローデンバック『死の都ブリュージュ』(一八九二)
肖像写真の使用法―アンドレ・ブルトン『ナジャ』(一九二八、一九六三)
ドキュメント写真の使用法―谷崎潤一郎『吉野葛』(一九三一、一九三七))
第2部 空白のスクリーン、不在の写真(戦争の記憶、空白のスクリーン―ジョルジュ・ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』(一九七五)、パトリック・モディアノ『ドラ・ブリュデール』(一九九七)
不在の写真―マルグリット・デュラス『愛人』(一九八四)、アニー・エルノー『娘の回想』(二〇一六)
記憶の想起と写真―W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』(二〇〇一))
第3部 日常生活と写真(日常礼讃―ロラン・バルト『ロラン・バルトによるロラン・バルト』(一九七五))

著者等紹介

塚本昌則[ツカモトマサノリ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。文学博士(パリ第12大学)。専門はフランス文学。1959年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。1997年東大人文社会系研究科助教授、2007年同研究科准教授を経て、2011年より現職。主な著書にコンフィアン『コーヒーの水』(訳書、紀伊國屋書店、渋沢クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞、日仏翻訳文学賞受賞)、シャモワゾー『カリブ海偽典:最期の身ぶりによる聖書的物語』(訳書、紀伊國屋書店、日本翻訳文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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