アニマルサイエンス
ウマの動物学

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130740111
  • NDC分類 489.8
  • Cコード C3361

出版社内容情報

コンパニオンアニマルとして,競走馬や乗用馬として,農耕や戦争における強大な力として,さらに先史時代以来の食料として,かれらは人類に多大な貢献をしてきた.日本の在来馬の魅力に触れながら,ウマとヒトが織り成す世界を鮮やかに描き上げる.

内容説明

本シリーズは、私たちにとって産業動物や伴侶動物とはなにか、そしてかれらと私たちの未来はどうあるべきかについて、ひとつの答を探そうとして企画された。アニマルサイエンスが対象とする動物のなかから、本書ではウマについて全体像を描き上げた。形態、進化、生理、生殖、行動、生態、病理などのさまざまなテーマについて、最新の研究成果をふまえてバランスよく記述。

目次

第1章 草原のランナー―進化と家畜化(進化の教科書―ウマの進化;草食動物としての戦略―ウシ戦略とウマ戦略;ヒトとウマ―食べ物、道具、そして仲間)
第2章 いち早く逃げるために―ウマのかたちとその役割(走るためのかたち;見る・聞く・嗅ぐ;考えるウマ)
第3章 草原での生活―ウマの行動(野生のウマ;ウマの1日;群としてのウマ;子孫を増やす;お馬の親子)
第4章 いまウマはどこに―現代のウマ(ウマに乗る;ウマの力を利用する;ウマを食べる―隠れたウマの利用としての肉生産;ウマの毛色;品種の整理と役割)
第5章 これからのウマ学(21世紀におけるウマの居場所;より速いウマをめざして―競走馬の世界;身近な乗用馬の世界;新たな使役馬の世界)

著者等紹介

林良博[ハヤシヨシヒロ]
1946年富山県に生まれる。1969年東京大学農学部卒業。1975年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授・農学部長、農学博士。専門は獣医解剖学。陸生脊椎動物を中心に比較形態学的研究を進める。「ヒトと動物の関係学会」を設立、学会長に就任し、広く「ヒトと動物の関係学」を志向する

佐藤英明[サトウエイメイ]
1948年北海道に生まれる。1971年京都大学農学部卒業。1974年京都大学大学院農学研究科博士課程中退。現在、東北大学大学院農学研究科教授、農学博士。専門は生殖生物学・動物発生工学。家畜卵子の大量生産技術の開発、体細胞クローン技術を用いた遺伝子改変動物の作出などを研究テーマとする

近藤誠司[コンドウセイジ]
1950年京都市に生まれる。1975年北海道大学農学部卒業。1977年北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。現在、北海道大学大学院農学研究科助教授、農学博士。専門は家畜行動学。ウマ・ウシなどの草食大家畜の行動学的研究を通して、家畜の生産システムについて研究する。遊牧、林間放牧、時間制限放牧など、さまざまなタイプの放牧システムの研究を展開中である
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感想・レビュー

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Auristela

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まわりにウマなんて一度だっていたことが無いのに、何でウマがよくモチーフとして現れるんだろう。2015/06/29

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