出版社内容情報
多変数函数論の確立の過程で多大なる役割を果たした岡潔.複素数空間の単葉な領域における解析函数の研究と,分岐点を内点とする領域において函数論を展開するための手段の確立という2つの業績をとりあげ,彼の創造した数学の世界を描き出す.
目次
第1部 基礎理論(正則函数と正則域;陰函数と解析集合;Poincar´e‐Cousin‐Rungeの問題;擬凸状領域と擬凹状集合;解析写像)
第2部 解析空間論(内分岐領域;解析集合と正則函数;解析空間;正規擬凸状空間)
多変数函数論の確立の過程で多大なる役割を果たした岡潔.複素数空間の単葉な領域における解析函数の研究と,分岐点を内点とする領域において函数論を展開するための手段の確立という2つの業績をとりあげ,彼の創造した数学の世界を描き出す.
第1部 基礎理論(正則函数と正則域;陰函数と解析集合;Poincar´e‐Cousin‐Rungeの問題;擬凸状領域と擬凹状集合;解析写像)
第2部 解析空間論(内分岐領域;解析集合と正則函数;解析空間;正規擬凸状空間)