目次
序説「主体的受容」―中国における都市・建築の近代と日本
第1章 ジャンルの再編成―中国近代建築学の黎明(中国近代建築学の誕生;図案・木工・建築教育の試行;京師大学堂の建設と御雇い日本人技師)
第2章 清末における鉄道建設と御雇い日本人技師(清末中国南部鉄道の建設と日本;初期における日本人技師の雇用―関内外鉄道の場合;路権回収前後における日本人技師の雇用―粤漢鉄道の場合;自主的技師雇用―湖北鉄道の場合)
第3章 清末における勧業博覧会の受容と都市空間の再編(直隷工芸総局と日本;都市空間の再編―天津における考工廠の創立と勧業会場;南洋勧業会の都市・建築空間)
第4章 新文化運動期における「新建築」と都市計画―柳土英の事績(自立への道―柳土英帰国初期の模索;建築を「革命」する―中華学芸社の実践;都市計画の導入―蘇州計画)
第5章 中国建築史学の興隆―劉敦〓(てい)と中国建築史学(礎としての日本の研究;中国建築の再発見;近代古物古蹟保存事業と建築保存の実践)
第6章 中国現代建築の基盤―趙冬日と天安門広場・人民大会堂(日本と戦後中国建築との接点;建築と「社会主義」「民族主義」;人民大会堂―巨大な社会主義モニュメント)
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