内容説明
21世紀における世界の成長センターであるアジア。その一員としての日本の役割はなにか。エネルギー・食料・水資源の持続可能性、都市と農村の調和、安全で健康な暮らしなどへのビジョンを提示する。
目次
序章 持続可能なアジアの課題
第1章 成長するアジアのエネルギー・環境―持続的発展は可能か
第2章 アジアの気候および生態系の変化―適応対策の設計
第3章 アジアの自然環境と持続的生物生産―21世紀型持続的農業を考える
第4章 アジアの都市・農村―循環型社会を創造する
第5章 アジアの水資源―環境を管理する
第6章 アジア人の健康―豊かに生きる
終章 持続可能なアジアに向けて
著者等紹介
小宮山宏[コミヤマヒロシ]
1944年東京都に生まれる。1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、株式会社三菱総合研究所理事長、一般社団法人サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム理事長、東京大学総長顧問、工学博士
武内和彦[タケウチカズヒコ]
1951年和歌山県に生まれる。1976年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構副機構長、国際連合大学副学長、農学博士
住明正[スミアキマサ]
1948年岐阜県に生まれる。1973年東京大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・地球持続戦略研究イニシアティブ統括ディレクター、理学博士
花木啓祐[ハナキケイスケ]
1952年兵庫県に生まれる。1980年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院工学系研究科教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構兼任教授、工学博士
三村信男[ミムラノブオ]
1949年広島県に生まれる。1979年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター教授、茨城大学地球変動適応科学研究機関長、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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