出版社内容情報
本書は中規模(10~100㎞)の気象を中心に,大気内部に起因する自由擾乱と,地表の熱的・力学的影響による強制擾乱について新しい知見を紹介し,具体例として日本の豪雪や豪雨をとりあげながら,人間活動とのかかわりを解説する.
内容説明
本書は、基礎的な内容に最近の知見、新しい研究成果を盛り込みながらも平易に記述することに努力した。文科系、理科系を問わず、気象学の初心者にも内容の概略についての理解ができるように配慮してはいるが、気象学の概論、入門書などと併せて読まれることが望ましい。
目次
1 局地気象
2 海陸風
3 山越え気流
4 降水の局地性
5 対流現象
6 梅雨期の豪雨
7 日本海側の豪雪
8 人間活動と気象