熱帯林の世界<br> トーテムのすむ森

熱帯林の世界
トーテムのすむ森

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  • サイズ B6判/ページ数 226,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130642224
  • NDC分類 389.736
  • Cコード C1340

出版社内容情報

ニューギニアの森のなか,自然にとけこむように存在するミクロコスモス.主人公のギデラ族は,トーテム動物とともにあるときは奔放に,あるときは慎み深く暮らしている.彼らの成員として迎えられた著者が描く,自然によりそってかくも美しく生きる人びとの姿.

内容説明

人と自然の織りなすミクロコスモス。収穫の祭、語りつがれる創世神話、長老、若者、娘たち。ニューギニアの森のなか、自然にとけこむように生きる人びとの日々。

目次

第1章 ギデラ族の世界へ
第2章 さまざまな森
第3章 ブアにはいる
第4章 ヤップにはいる
第5章 人間化される植物
第6章 ギデラ族のなりたち
第7章 村の生活
第8章 人びとの生、そして死

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sibafu

2
ニューギニア島に住むギデラ族をフィールドワークした記録。人類学の専門書でありながら、著者=調査者自身があまりにも主観的に見たものが記録されていて驚いた。例えば『金枝篇』はこういう記録を引用した集大成であり、その一つがこの本なのだろう。大塚さんはギデラの人々にとって始めは部外者だが、「オーツカ」と呼ばれるようになり後半はもう村の一員になりきっている。ギデラの者として認められる試験に合格し、生まれた子供の名付け親にもなり、オーツカの帰りを待って長老の葬儀が行われる。退屈な箇所もあるが、刺激的な一冊だった。2013/09/30

ちょろちょろ鼠

1
タイトルにトーテムとあったので、勝手に星野道夫さんが調べていた「ワタリガラスの神話」的なものをイメージしていましたが、創造神話とかものがたりはちらっと出てくるだけでした。筆者の細かな滞在記で、こういうジャンルは嫌いではないのでそれなりに楽しめました。2023/03/06

カネコ

0
2010/02/08

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