出版社内容情報
建築・まちづくりを「プロジェクト」としてとらえ、英語圏で体系化されてきたプロジェクトマネジメントの概念を背景にし、日本の建築界の実情にあわせて、企画、事業化、設計・施工、運営という4つのプロセスの流れを解説する。持続可能な建築・まちの実現に向けて、「共に力をあわせて」よい建築・まちをつくっていくための実践的な教本。
内容説明
建築・まちづくりを「プロジェクト」としてとらえ、日本の実情にあわせて、企画、設計、施工、運営のマネジメントの要点を解説。「共に力を合わせて」よい建築・まちをつくっていくための実践的教本。
目次
1章 なぜ、プロジェクトマネジメントなのか
2章 「何を」つくるのか―建築・まちのありようの定義
3章 プロジェクトの「仕込み」―事業の枠組みづくり
4章 「座組」をつくる―プロジェクトの組織立て
5章 プロジェクトの実施―設計・施工の進捗管理
6章 価値を出現させる運営へ―建築・まちとの付き合いの始まり
著者等紹介
野城智也[ヤシロトモナリ]
東京大学生産技術研究所教授。専門は建築学(サステナブル建築、建築生産)。博士(工学)。1957年生まれ。2009年東京大学生産技術研究所所長、2013年同大学副学長などを歴任
徳永哲[トクナガサトシ]
東京大学生産技術研究所リサーチフェロー、(株)STEP/ランドスケープむら主宰。ランドスケープアーキテクト(RLA)。技術士(都市及び地方計画)。一級建築士。博士(芸術工学)。1961年生まれ。1998年(株)エスティ環境設計研究所設立・主宰、九州大学客員教授などを歴任
飯田智彦[イイダトモヒコ]
東京大学生産技術研究所協力研究員、Tailored design Lab.共同主宰。プロジェクトマネージャ・建築家。1982年生まれ、2005年京都大学工学部卒業、2006‐07年デルフト工科大学、2008年東京大学大学院工学系研究科修了。2009‐11年森ビル都市開発事業本部、2018‐22年東京大学生産技術研究所特任研究員などで勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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