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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
17
大瀧詠一さんの丁稚、湯浅学さん監修による 読本です。路線としては前作の延長上と捉えられがちですが、今回両方を音像まで注意深く聴き比べてみると、細やかさや深さの陰影の具合が天と地とも違うと思った。前作ロンバケがピーカン照りの抜ける様な青い空!みたいな明瞭一本槍みたいなサウンドとしたら、今回のイーチタイムは、花曇りの霧でも掛かりそうな鬱蒼とした天気、と思えば土砂降りの雷鳴轟く荒天、かと思えば凍てつく氷の世界まで全天候、大瀧さんが春夏秋冬の声で歌ったから、EACH TIME と命名したと腑に落ちました。2024/03/31