出版社内容情報
サピエンスの「進化」に照らせば、人間とは本来どのような生き物なのか、現代社会の抱える諸問題の根源に何があるかが見えてくる! 日本を代表する女性科学者として様々な社会課題の解決に貢献してきた著者が、進化の基礎知識から、リーダーの資質、Society 5.0への疑念まで縦横に語る。
内容説明
ホモ・サピエンスは、生物としては20万年前からほとんど進化していない!「ビッグヒストリー」で紐解けば、現代社会の見方が変わる。
目次
1 ヒトの進化とは
2 ヒトの特徴
3 ヒトとヒト以外の動物たち
4 ヒトと食
5 考えるヒト
6 共感と文化
7 集団の圧力やひずみ
8 地球環境問題
9 進化環境と現代社会のズレ
10 ウィズ・コロナの世界で
11 遠くへ行きたい
12 これからの日本社会に必要なこと
著者等紹介
長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
1952年東京都生まれ。1983年東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程単位取得退学。理学博士。専門は行動生態学。現在、総合研究大学院大学名誉教授・日本芸術文化振興会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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