創造性の脳科学―複雑系生命システム論を超えて

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130633727
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C1040

出版社内容情報

人間は外界に反応し,様々に思考し行動する.そういった単なるリアクションを超えた人間の「創造性」とはいかにして生まれるのか.本書は,解が一意に定まらない不良設定問題に答えを導く思考の飛躍を追うことでその謎に迫る.複雑系と脳をつなぐ新たな視点.

内容説明

脳科学×複雑系+斬新なアイディア。

目次

1 複雑系として脳を捉える(複雑系生命システム論で脳を考える;ニューロンを非線形素子と捉える;「まとまり」を知覚する―図地分離と共時性;行動を創発的に計画する―前頭前野のダイナミクス)
2 創造性の原理を求めて(仮定を用いて問題を解く―脳の計算理論と拘束条件;暗黙の仮定を創る―仮設生成と脳の配線;隠れた部分を推定する―遮蔽補完と仮設生成;創造性の更なる源を求めて)
付録 複雑系生命システム論入門(複雑系における秩序の自律生成;部分と全体―生命システムの中心問題)

著者等紹介

坂本一寛[サカモトカズヒロ]
東北医科薬科大学医学部准教授、東北大学医学部非常勤講師、博士(医学)。1968年福岡県飯塚市生まれ。1991年東京大学薬学部卒業。1993年東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。1993年東北大学電気通信研究所助手。2007年東北大学電気通信研究所助教。2016年より現職。受賞:日本神経回路学会2008(平成20)年度「研究賞」、NPO法人ニューロクリアティブ研究会2007(平成19)年度「創造性研究奨励賞」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バナナフィッシュ。

4
もう少し大局的なことを書いているのかと思って購入したのだけど、かなりspecificなものに限定していて、自分の予想とは違っていた。単一に分解しては見えない物を、もっと俯瞰してみる。そう言ったことについて知りたかったのだけど、本当にミクロな、前景の図形で隠れてしまった背後の図形を、どうやって認知しているか数式で解くとか、そう言ったことで一章。こういう地道な論理が最終的に何かの発見に繋がると言いたかったのか。まあ無限定環境におけるロボットの挙動は為になった。2019/05/26

くじらさん

1
脳科学というより、神経科学が少し分かる人が読めばめちゃくちゃ面白い。 文学作品として面白いのは後半部分に凝縮されている。作者の最上位の原則とも言える愛の定義は、僕の心の深奥にも響いた。(僕の属性からして、それ自身が全体と部分を結ぶ複雑系のような感じがしてまた面白いのだが) 抽象度が高すぎて置いていかれる事もあったが、文としては論理的に全て一貫しており、読んでて楽しい。恐らくこの本を読めなかったり面白さが分からないのは、全体と部分というキーワードを忘れている。 続き⇒2022/01/19

山のトンネル

1
脳科学の入門書から一歩深く入った中級書という感じ。目次を読んでも全体の内容が想像できないため、読みにくさを感じずにはいられなかった。創造性に関して1冊にまとまったものとしてこの本を見なすのではなく、4冊くらいのものが統合されたものと認識すると、読み方を工夫することで新しい発見があるかもしれない。実際に展開される話の中には、興味深いところもあった。特に、第三の思考の型である仮説生成に関しては興味深かった。問題を解くのに条件をいかに規定するかなど、脳科学自体というよりも、むしろ考え方の点において参考になる本。2020/10/01

Nakaindia

0
タイトルに惹かれて購入、が、これは難しかった・・・。興味深い内容なのだけど。「BOX」のトピックス等をなんとなーく理解。2020/01/04

Hina Tomiishi

0
内容、難しかったのでほぼほぼ理解できていないことが多数。しかし、今私が興味のあることについての情報が書いてあり、自分にととって有益な情報を得ることができた2019/12/01

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