出版社内容情報
人間と,文化的概念としての自然とのかかわりを,ドメスティケイションの起源や,シュルレアリスムの絵画など,さまざまな視座から犀利に論じ,「自然」の意味を,そのもっとも広汎にして豊かな形で掴みなおす.新たな人類学をめざす意欲的な試み.
内容説明
人間にとって「自然」とは?いま「自然」の意味を問う。ナツメヤシ・オアシスの世界、ドメスティケイションの起源、シュルレアリスムの絵画、ニュー・ネッシー騒動…人間と自然とのかかわりをあらゆる角度から照らしだす。新たな人類学への、意欲的な試み。
目次
第1章 文化人類学における一九二二年の問題
第2章 人類学的「自然」
第3章 ドメスティケイションの「自然」観
第4章 自然と文化のカレードスコープ
第5章 身体という回路
第6章 コスモロジーの構築術
第7章 想像的なもののリアリティ



