出版社内容情報
東京大学での講義をもとに基礎概念を体系的に解説。数学の他分野、理論物理学との関連も紹介。
自然界を記述する言葉を与え,リーマン幾何学やアインシュタイン多様体,ゲージ理論,シンプレクティック幾何学など,さまざまな分野との関係も深い微分幾何学.本書は,東京大学で行われた講義をもとに基礎概念を体系的に解説.周辺分野との関連も紹介する.
第I部 微分幾何学の基礎
第1章 多様体とベクトル束
第2章 ベクトル束の幾何
第3章 Riemann多様体
第4章 Riemann多様体の幾何
第5章 多様体上の微分作用素
第II部 微分幾何学の展開
第6章 主束
第7章 特性類
第8章 複素多様体
第9章 Kahler多様体
第10章 シンプレクティック多様体
第11章 多様体上の解析学
【著者紹介】
今野 宏
今野 宏:明治大学理工学部教授
内容説明
微分幾何学は、空間の曲がり方を研究する学問である。本書では、微分幾何学の基礎を体系的に解説し、さまざまな周辺分野との関連を紹介することで、その全体像をつかみやすくした。
目次
1 微分幾何学の基礎(多様体とベクトル束;ベクトル束の幾何;Riemann多様体;Riemann多様体の幾何;多様体上の微分作用素)
2 微分幾何学の展開(主束;特性類;複素多様体;K¨ahler多様体;シンプレクティック多様体;多様体上の解析学)
著者等紹介
今野宏[コンノヒロシ]
1964年生まれる。1992年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学大学院数理科学研究科准教授を経て、明治大学理工学部数学科教授。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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