出版社内容情報
社会とつながる数学の確立をめざして――シミュレーション、数値解析、モデリングの視点から第一者がわかりやすく解説。
動物の模様,感染症の流行,交通渋滞や経済不況など,私たちの身のまわりにあるさまざまな現象を数理的に解明する方法とは? それぞれの分野の第一人者が,「シミュレーション」「数値解析」「モデリング」の3つの視点から初心者向けにわかりやすく解説.
はじめに(三村昌泰)
序 章 現象数理学への誘い――自己組織化と反応拡散方程式(三村昌泰)
第1章 生命情報処理の現象数理――粘菌の迷路解き(中垣俊之)
第2章 生物集団の現象数理――アリの集団行動(西森 拓)
第3章 社会の現象数理――渋滞学入門(友枝明保・西成活裕)
第4章 脳の現象数理――ニューロン、ニューラルネットワーク、行動のモデル(合原一究、辻 繁樹、香取勇一、合原一幸)
第5章 伝播の現象数理――インフルエンザ・パンデミック(斎藤正也・樋口知之)
第6章 経済の現象数理――バブルの発生と崩壊の数理(高安秀樹)
【著者紹介】
三村 昌泰
三村昌泰:明治大学先端数理科学インスティテュート所長
目次
序章 現象数理学への誘い―自己組織化と反応拡散方程式
第1章 生命情報処理の現象数理―粘菌の迷路解き
第2章 生物集団の現象数理―アリの集団行動
第3章 社会の現象数理―渋滞学入門
第4章 脳の現象数理―ニューロン、ニューラルネットワーク、行動のモデル
第5章 伝播の現象数理―インフルエンザ・パンデミック
第6章 経済の現象数理―バブルの発生と崩壊の数理
著者等紹介
三村昌泰[ミムラマサヤス]
1941年生まれる。京都大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。現在、明治大学先端数理科学インスティテュート所長。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。