出版社内容情報
環境を構成する大きな要素の一つとして気候がある.また,環境と気候に関しては気候学や地理学の立場ばかりでなく,生活科学(衣服,食物),建築学(住居),医学(疾病)から,農林・水産業,エネルギー(風力発電)他,人間の生活や生産活動とも深く関係している.本書はこのような観点から気候環境と人間生活との深いかかわりを論じる.
内容説明
本書では“気候学”のうちの環境に関した現象をとりあげ詳しく論じた。古い言葉で言えば、一つの“応用気候学”であり、その中でとくに環境に関連する分野を扱ったものである。
目次
1 環境と気候のとらえかた(環境論の歴史;気候変動と古環境;環境問題の展開)
2 人間環境と気候(衣食住と気候;人間生活と気候;都市の気候)
3 気候利用のさまざま(産業と気候;局地スケールの気候環境;動植物の生活と気候)
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- 和書
- 実践プリセプターシップ