生命とは何か―複雑系生命科学へ (第2版)

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生命とは何か―複雑系生命科学へ (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 442p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130623100
  • NDC分類 460
  • Cコード C3040

内容説明

生命の起源と人工複製、発生と再生、進化と適応―ゆらぎ、安定性、力学系から、「生命」の本質に迫る。分野を超えてすべての読者に贈る書、待望の改訂版。

目次

生命システムはどのように研究したらよいだろうか
構成的生物学
動的システムとしての生命―準備
動的システムとしての生命―ゆらぎ、可塑性、相互作用
複製系における情報の起源
増殖する反応ネットワーク系での再帰性
細胞分化と発生過程の安定性
幹細胞システムと不可逆分化過程
形態形成と位置情報の生成
表現型と遺伝子型の進化
関連する他の課題―多細胞生物の個体性、ゆらぎと適応、表現型進化の関係
まとめと展望

著者等紹介

金子邦彦[カネコクニヒコ]
1956年、神奈川県横浜市に生まれる。1984年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。日本学術振興会研究員、ロスアラモス研究所研究員を経て、1985‐90年、東京大学教養学部物理学教室助手。1990‐94年、東京大学教養学部基礎科学科助教授。1994年から東京大学教養学部基礎科学科教授。この間、1987‐88年、イリノイ大学で文部省在外研究員、1988‐89年、ロスアラモス研究所スタニスラフ・ウラムフェロー、1999年12月、フライブルグ大学客員教授、2002年から大阪大学大学院生命機能研究科客員教授。2004年10月からERATO複雑系生命総括(5年間)、2005年夏、エコールノルマル・リヨン校客員教授、2005年からサンタフェ研究所外部ファカルティ。現在、東京大学大学院総合文化研究科(駒場)教授。専門:生命基礎論(複雑系)、カオス、非平衡現象論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

76
残念ながら挫折!有名なシュレーディンガーの著書と同じ題名と伊藤若冲のインパクトある表紙に惹かれて読み始めたが、門外漢には手強過ぎた。図書館返却期限もきたので白旗を揚げて降参。生命現象に複雑系という数学手法を用い、その謎に迫っているようでした。素人に対して天下り的に解説するのではなしに、同じ目線で種々の可能性について議論してくるので、読み手にも相応の理解力が要求される。後半の表現型の進化などは…いやいや内容については語るまい。分子生物学や進化などの生命科学の本については、もう少し御付き合いしてみたい。2020/03/21

evifrei

20
抜群に面白い。生命のシステムの本質をよくできた計算機械と把握するのではなく、いい加減で複雑なダイナミクスから現れた増殖しうるシステムのもつ普遍的構造として捉える。物質の濃度から細胞が分化し臓器を作ることや、ホメオスタシスなどから生命現象は一見すると秩序だった機械的なものと考え勝ちだったので個人的には本書の見解は驚きに満ちていた。分子レベルから生命の誕生を検討するが、分子の持つゆらぎ・パターンから生命が発生するという仮定とチューリングが述べたパターン論が現在の生命分野に応用されうる事は本書で初めて知った。2020/05/22

まつど@理工

19
福岡伸一『生物と無生物のあいだ』やシュレディンガー『生命とは何か』、郡司ペギオ幸夫『生きていることの科学』を数年ぶりに再読しながら、気になることをメモしながら読んだ。数年前と比べ自分の数学的解析力もアップしてきたので、アプローチの妥当性を意識しながら読んだが、わりと細かいところに気を取られて返却期限。今読んでいる『マレー数理生物学入門』を読み終えてから再読しようと思う。エキサイティングな1冊。やっぱり生命系を目指す高校生にも数学を頑張ってもらう意味で背伸び本としてお勧めしたい。2014/05/21

シタン

17
生命とは何か——これまでの人類の英知を結集しても、この深遠な問いへの決定的な答えは出ていない。Schroedingerが提唱した“負のエントロピー”なる概念、分子生物学が掲げる枚挙主義、計算機の発達に伴う論理式による表現……この本はそれらを批判する。一方で、著者の科学の根底には『荘子』がある。すなわち「シンボルを最初にしては道(普遍的真理)には到達できない」という思想。“構成的生物学”なる著者の生物学では、生命をゆらぎと増殖を伴うダイナミックなシステムと捉え、その普遍的性質を理論・実験の両面から構成する。2018/05/15

Gokkey

14
今から15年前の初版なので、穿った見方をしてしまうと当時の流行りであるS.カウフマンに代表される複雑系の考え方を生命システムに移植しただけと見えなくもない。著者は当時支配的であった(となっている)遺伝子決定論的なカタイ生命観に対して、実際はもっといい加減でユルイ可塑的なシステムを描く。このユルイシステムがアトラクターとしてパターン化するポイントこそが、生命の様々な階層において顕れる現象(細胞分化など)とされる。著者が本書の中で提案する検証実験の多くはかなりの精度で現在は実施可能だ。この後の著作に期待。2020/02/23

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