動物と人間の関係を考える―日本人と動物のビッグヒストリー

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動物と人間の関係を考える―日本人と動物のビッグヒストリー

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130622363
  • NDC分類 480
  • Cコード C3045

出版社内容情報

「動物のために」と考えれば考えるほど、モヤモヤしてしまうことはありませんか?
イヌもネコも動物園も好きだけど、肉料理も大好き。ペットの最期の看取りはつらいけど、安楽殺なんて考えたくない。日本の歴史を西洋と比べながら、モヤモヤの原因を探ります。



【目次】

はじめに―自己紹介と問題提起 

1|千変万化する人間と動物の関係
1.1 日本人と西洋人、それぞれの判断―安楽殺を巡って
1.2 シャチ、イルカのショーと認知的不協和 
1.3 動物の多様性と言語による理解 
1.4 「動物」とは何か、「人間」とは何か 
1.5 どこまでも理解しきれない動物との関係 
1.6 動物を語ること、比較することの効果と限界 
1.7 第1章のまとめ

2|日本における人間と動物の関係史 
2.1 大和朝廷の成立まで―日本人と動物とのなれそめ 
2.2 古代~中世―殺生禁断令の始まりと祟り・穢れの忌避 
2.3 近世/前半―生類憐みの令に至る道 
2.4 近世/後半―泰平の、しかし低成長の江戸時代 
2.5 近代/前半―明治維新による大転換 
2.6 近代/後半―戦争への道とその結末
2.7 現代/前半―戦後の激動と高度成長 
2.8 現代/後半―国際摩擦と動物愛護 
2.9 21世紀を迎えた日本人と動物たち 
2.10 第2章のまとめ 

3|西洋との比較―食べる、使う、畏れる、愛でる、守る
3.1 日本の歴史を相対化する
3.2 動物の食べ方を比べる―動物を殺して食べるという葛藤、保全と管理
3.3 動物の使い方を比べる―歴史を動かした家畜、家畜化のメカニズム
3.4 動物の畏れ方を比べる―理解しがたい世界と向き合うために
3.5 動物の愛し方を比べる―自由と管理と訓練と、愛ゆえの対立
3.6 動物の守り方を比べる―動物保護と環境保全 
3.7 日本の特徴を考える
3.8 第3章のまとめ

4|現代日本とこれからの人間と動物の関係
4.1 ビッグヒストリー―我々はどのような存在なのか
4.2 赦しと諦め―人間の意識に必要なもの
4.3 動物を殺す―日本人が考えるのを避けてきたこと 
4.4 動物福祉と動物愛護―「動物のため」を考える意義と限界
4.5 徳倫理とファンドレイジング―人間の多様性と社会の構造
4.6 イノベーション―社会が新しい文化を獲得するプロセス
4.7 第4章のまとめ

おわりに 
さらに学びたい人へ 
主要参考文献 
索引

目次

1 千変万化する人間と動物の関係(日本人と西洋人、それぞれの判断―安楽殺を巡って;シャチ、イルカのショーと認知的不協和 ほか)
2 日本における人間と動物の関係史(大和朝廷の成立まで―日本人と動物とのなれそめ;古代~中世―殺生禁断令の始まりと祟り・穢れの忌避 ほか)
3 西洋との比較―食べる、使う、畏れる、愛でる、守る(日本の歴史を相対化する;動物の食べ方を比べる―動物を殺して食べるという葛藤、保全と管理 ほか)
4 現代日本とこれからの人間と動物の関係(ビッグヒストリー―我々はどのような存在なのか;赦しと諦め―人間の意識に必要なもの ほか)

著者等紹介

佐渡友陽一[サドトモヨウイチ]
1973年石川県生まれ、静岡県育ち。現在、帝京科学大学アニマルサイエンス学科准教授、博士(農学)。専門、動物園学(博物館学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

1
認知的不協和 言語の限界 動物理解の不可能性 殺生禁断令 祟りと穢れ 生類憐みの令 霊的な力への恐れ 泰平の時代 西洋価値観の導入 工業化 戦争と人間優先 戦後の経済成長 ペット文化 捕鯨問題 動物を食べることの葛藤 個体数管理 家畜化 畏敬の念 ペットの管理と訓練 愛情の制限 生態系保全 赦しと諦め 完全な解決の不可能性 肉食と動物愛護の緊張 福祉と愛護の区別 善意の限界 多様なニーズの共存 日本の倫理観 矛盾が複雑性を反映 文化的相対性 社会的価値観 文化獲得プロセス 誠実さの重要性2025/11/25

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