出版社内容情報
なぜ進化生物学を学ぶのか? それは過去から現在までを知り、生物多様性を生み出した普遍的なメカニズムを明らかにして、さらに生物の本質を知るためである。ネズミ、アシカ・アザラシ、そしてパンダまで、さまざまな動物たちの進化の謎に迫る。
内容説明
ゲノムに残された痕跡から進化のしくみを理解し、生物多様性損失の危機と向き合う!最新のテクノロジーを用いたDNAの解読法もわかりやすく解説。
目次
1 美しい島
2 日本列島と進化
3 進化の痕跡
4 退化の痕跡
5 テクノロジーと進化
6 なぜ進化生物学を学ぶのか
著者等紹介
佐藤淳[サトウジュン]
1976年北海道に生まれる。現在、福山大学生命工学部生物科学科教授、博士(地球環境科学)。福山大学グリーンサイエンス研究センター・センター長。日本哺乳類学会英文誌Mammal Study編集長(2020‐2024)。専門、進化生物学・生態学―哺乳類の分子系統、味覚受容体遺伝子の分子進化、日本の哺乳類の起源、進化、および生態に関する研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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norio sasada
2
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/b4a56896be967d0ae6328e234b909ba6 https://note.com/norio0923/n/n6ef24ce7570c2024/10/30
くろじら
1
教科書的な本ではなく,哺乳類の分子系統,生物地理の研究者の著者が,自分の行ってきた研究をもとに「なぜ進化生物学を学ぶのか」を語る内容.わかりやすく,読みやすいように書かれているので,哺乳類以外の生物の進化や生物地理に興味がある学生には読んでもらいたい内容だった.2024/09/24
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