基礎数学 新版 複素解析 （新版）

高橋 礼司【著】

東京大学出版会（1990/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 229p／高さ 22X16cm
• 商品コード 9784130621069
• NDC分類 413.52
• Cコード C3041

出版社内容情報

読みやすい関数論の入門書をめざした本書は，一方に関数論の歴史的な発展を追いながら，理論構成の背景・動機を明らかにすることにつとめ，同時に定義・定理はあくまでも厳密に記述するように心がけた．

目次

第１章　複素数
第２章　解析関数（正則性と解析性）
第３章　線積分とコーシーの積分定理
第４章　コーシーの定理のもたらすもの
第５章　等角写像としての正則関数
第６章　楕円関数
第７章　Γ関数とζ関数
第８章　関数論演習

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひさこ]

物足りなさが否めなかった。行間も非情に多い。複素解析をさらりとやりたい人でも難しいのではないかと思う。但し数学史の記述もあるため楽しく読めるような本だと思った。