分裂病の精神病理 〈13〉

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130610933
  • NDC分類 493.76

出版社内容情報

オーウェルの『1984年』と分裂病:土居健郎(聖路加国際病院顧問)/中年後期のパラノイド状態について:高橋俊彦(名古屋大学総合保健体育科学)/分裂病の晩期寛解について-三症例の自験例…:永田俊彦(順天堂大学医学部)/人格欠損体験と回顧的体験について:湯沢千尋(小諸市国立小諸診療所)/認知障害と妄想生成の時空的構造連関:渡辺哲夫(川崎市正慶会栗田病院)/クレペリンと早発性痴呆論:高野良英(KDDI保健センター診療所)/挿話性緊張病の精神病理と身体距離図式:市橋秀夫(東京都渋谷区市橋クリニック)/パラノイア性精神病との比較からみた分裂病…:佐藤哲哉(在ドイツ),飯田真(新潟大学医学部)/分裂病様症状を呈した二症例-素因と症状形成:内海健(帝京大学医学部)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

6
ナチスへの協力のため、自然科学にのみ基づいた精神医学者が大学をおわれ、ドイツでは哲学、解釈的な精神医学が隆盛した。その影響は中井久夫、木村敏等、日本の精神医学にも流れ込んだが、このシリーズはそれを象徴するかのようなシリーズで、哲学や言語学などをベースに分裂病の精神状態に迫ってい く。この本だけで何かしらの治験を得るのは難しいが、精神病理学の豊かな視線をしれてよかった。2024/02/23

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