出版社内容情報
多体効果によって現れる強磁性,特に電子が動き得る場合の遍歴強磁性の問題を中心に解説.固体物理学の観点から説明するだけではなく,量子力学や有機物質などの化学との接点も強調し,理論はもちろん,実際の強磁性体をいかに理解できるか,という点についても触れる.
内容説明
本書は、多体効果により現れる強磁性、特に電子が動き得る場合の遍歴強磁性と呼ばれるものを解説した。
目次
第1章 金属強磁性(なぜ金属強磁性は面白いか;交換相互作用 ほか)
第2章 単一バンド・ハバード模型(ストーナー条件―ハートリー‐フォック近似;金森理論 ほか)
第3章 平坦バンド強磁性(スレーター理論とフント則;平坦バンド模型 ほか)
第4章 多バンド・ハバード模型での強磁性(多バンド効果とは;2バンド・ハバード模型 ほか)
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