社会と健康―健康格差解消に向けた統合科学的アプローチ

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社会と健康―健康格差解消に向けた統合科学的アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130604116
  • NDC分類 498
  • Cコード C3047

出版社内容情報

社会格差が健康に及ぼす影響を、社会科学と健康科学の研究成果を統合し、分析する新しい健康格差研究のテキスト。

社会的な健康格差は,人間社会の大きな課題である.本書は,この課題に対して社会科学と健康科学の研究者が協力し,さまざまな視点からの分析を試みる.日本のデータやエビデンスを紹介し,社会政策に応用していく際のポイントにもふれる,新たな健康格差研究のテキスト.

「健康格差のメカニズムを探る教科書の決定版――トップクラスの学際研究チームによる5年間のプロジェクトの到達点であり,社会階層と健康に関する最新の知見を網羅した教科書の決定版.医学や公衆衛生学の研究に携わる者だけでなく.社会科学領域の研究者および学生,行政や自治体の政策担当者,そして日本社会における健康格差に関心を持つ全ての人に読んでいただきたい.」
イチロー・カワチ(ハーバード大学公衆衛生大学院・教授)

まえがき

序 章 社会階層と健康への学際的アプローチ(川上憲人・橋本英樹)
 1 社会階層と健康に関する今日的問題意識の高まり
 2 社会階層と健康に関する学際的研究の必要性
 3 社会階層と健康に関する学際的研究
 4 社会階層と健康に関する研究領域
 5 社会階層と健康に関する学際的学術領域の確立に向けて

第I部 階層と健康
 第1章 社会階層と健康(橋本英樹・盛山和夫)
  1 はじめに
  2 社会階層概念の理論的背景
  3 「社会階層」の測定を巡る問題
  4 社会階層と健康の関連をつなぐメカニズムについて
  5 研究そして政策への示唆
 第2章 職業と健康(堤 明純・神林博史)
  1 はじめに――職業はなぜ重要か
  2 職業はどのように健康に影響するのか
  3 職業とは何か――健康格差研究における職業の測定
  4 実証研究の紹介
  5 政策への示唆
  6 まとめ
 第3章 ワーク・ライフ・バランスと労働(大石亜希子・島津明人)
  1 ワーク・ライフ・バランスの社会経済的背景
  2 ワーク・ライフ・バランスの概念と夫婦の生活時間配分の理論
  3 ワーク・ライフ・バランスはどのように健康に影響するか
  4 政策的インプリケーション
  5 まとめと今後の研究の方向性
 第4章 幼少期の環境と健康(藤原武男・小塩隆士)
  1 はじめに
  2 理論的背景や議論の説明――幼少期の環境はどのように健康に影響するか
  3 関連する測定手法
  4 実証研究の紹介――幼少期の環境の健康影響
  5 政策への示唆
  6 まとめ
 第5章 ジェンダーと健康(本庄かおり・神林博史)
  1 はじめに
  2 ジェンダーと健康
  3 社会階層と健康の関連におけるジェンダーの影響
  4 女性の社会階層――階層指標における測定の問題
  5 なぜ男女間格差は解消しないのか――制度という壁
  6 ジェンダーと健康における社会政策への示唆
  7 まとめ

第II部 健康格差のメカニズム
 第6章 貧困・社会的排除・所得格差(近藤尚己・阿部 彩)
  1 はじめに
  2 概念と定義
  3 測定
  4 貧困・格差と健康とをつなぐメカニズム
  5 実証研究の到達点
  6 さいごに
 第7章 社会的ストレスと脳神経機能(大平英樹・笠井清登・西村幸香)
  1 はじめに
  2 脳神経の構造と機能へのストレスの影響
  3 脳神経機能の測定方法
  4 社会的ストレスと脳神経機能に関する実証研究
  5 研究知見の社会的示唆
  6 まとめ
 第8章 生活習慣の社会格差と健康(福田吉治・宮木幸一)
  1 はじめに――健康格差の背景としての生活習慣
  2 SESから生活習慣への説明経路
  3 関連する測定方法
  4 実証研究の紹介
  5 格差を考慮した健康づくりに向けて――政策への示唆
  6 まとめ
 第9章 都市環境と健康(井上 茂・中谷友樹)
  1 はじめに
  2 都市環境と健康・身体活動
  3 身体活動に関連する都市環境の測定
  4 都市環境と身体活動の関連
  5 政策への示唆
  6 まとめ

第III部 社会連帯の形成
 第10章 社会保障制度(小林廉毅)
  1 はじめに
  2 自助・互助・共助・公助
  3 社会保障の歴史
  4 日本の社会保障制度の歴史
  5 社会保障制度の将来
  6 社会保障制度と制度研究
第11章 社会関係と健康(杉澤秀博・近藤尚己)
  1 はじめに
  2 社会関係を捉える概念の整理
  3 社会関係の構造的側面
  4 社会観駅の機能的側面――社会的支援
  5 社会関係の資源的側面――ソーシャル・キャピタル
  6 介入・政策への示唆
  7 まとめ
第12章 健康の公平性と倫理(浦川邦夫・児玉 聡)
  1 はじめに
  2 理論的背景
  3 関連する測定方法
  4 実証研究
  5 政策への示唆
  6 まとめ
第13章 国際的な政策対応や取り組み(狩野恵美・藤野善久)
  1 健康格差と健康の社会的決定要因がグローバルアジェンダに浮上した背景
  2 WHO健康の社会的決定要因に関する委員会(CSDH)
  3 すべての政策において健康を考慮するアプローチ
  4 エビデンスにもとづいたSDH対策を促すツール
  5 SDHアプローチにもとづいた対策の国際的な実例――高齢者にやさしい都市(Age-friendly City)
  6 まとめ

参考文献/索引

【著者紹介】
川上 憲人
川上憲人:東京大学大学院医学系研究科教授

内容説明

健康格差のメカニズムを探る教科書の決定版。

目次

第1部 階層と健康(社会階層と健康;職業と健康;ワーク・ライフ・バランスと労働;幼少期の環境と健康;ジェンダーと健康)
第2部 健康格差のメカニズム(貧困・社会的排除・所得格差;社会的ストレスと脳神経機能;生活習慣の社会格差と健康;都市環境と健康)
第3部 社会連帯の形成(社会保障制度;社会関係と健康;健康の公平性と倫理;国際的な政策対応や取り組み)

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感想・レビュー

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isao_key

5
各分野の専門家たちが13章のテーマに沿って執筆している。欧米の研究報告だけに留まらず、日本国内の事例やデータが多く示され分析されている。第3章ワーク・ライフ・バランスと労働で、現行の社会制度の持つ夫婦の働き方選択についての不公平さを挙げる。いわゆる130万円の壁というやつで手取り収入を減らさないために妻は労働時間を一定範囲に収めようとする。結果として性別役割分業が強化されている。日本人の平均歩数が減少している。ピークの1997年に比べ1000歩近く減った。インターネットの普及、大型小売店の進出を挙げる。2018/06/27

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