エミリー・デュ・シャトレとマリー・ラヴワジエ―18世紀フランスのジェンダーと科学

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  • サイズ B6判/ページ数 249,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130603034
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C3040

出版社内容情報

「女性の世紀」を代表する二人、『物理学教程』を執筆し『プリンキピア』を初めて仏訳したエミリーと「科学革命の父」ラヴワジエの研究を支えたマリー。新たな視点が浮き彫りにする現代に通ずるジェンダー問題とは。

内容説明

光の世紀の「才女」たち。ニュートンを語る女神と化学革命の女神。ジェンダーの視点が科学史に新たな息吹を吹き込む。

目次

はじめに 十八世紀は女性の世紀か
第1章 科学革命の時代から啓蒙の時代へ
第2章 ふたりの才女とふたつの時代
第3章 エミリー・デュ・シャトレと『物理学教程』
第4章 マリー・アンヌ・ラヴワジエとふたつの革命
終章 ジェンダーの視点から見えてくるもの

著者等紹介

川島慶子[カワシマケイコ]
1959年生まれ。1984年京都大学理学部地球物理学科卒業。1992年東京大学大学院理学系研究科科学史科学基礎論博士課程満期退学(1989年秋から2年間、パリの高等社会科学学院に留学)。1994年名古屋工業大学工学部講師。1996年同助教授。研究テーマは科学史、女性学
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