出版社内容情報
戦後教育改革以来、大学入試の共通試験の方式には様々な議論がめぐらされてきた。「共通一次」から「センター試験」「大学入学共通テスト」へ、これらの形式や運用の変化を決めてきた過程とは、一体どういうものだったのだろうか。教育の政治学を動かしてきた力学への新しいアプローチ。
目次
序章 大学入試の共通試験改革はなぜ行われるのか
第1章 先行研究の検討
第2章 分析枠組みと仮説
第3章 大学入試の共通試験における「アクター」と「制度」
第4章 共通第1次学力試験と大学入試センター試験の政策過程分析
第5章 高校生のための学びの基礎診断・大学入学共通テストの政策過程分析
終章 共通試験改革と政策過程
著者等紹介
中村恵佑[ナカムラケイスケ]
1993年長野県に生まれる。現在、弘前大学教育学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。