大衆化とメリトクラシー―教育選抜をめぐる試験と推薦のパラドクス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130562201
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C3037

目次

序章 現代の教育と選抜をどうとらえるか
1章 再帰的メリトクラシーの社会
2章 選抜の文明史―推薦から試験へ
3章 教育の大衆化と推薦入学―マス選抜の成立史
4章 教育の大衆化と偏差値―もうひとつのマス選抜装置
5章 入試多様化と現代―マス選抜の偏在傾向の分析
6章 非進学校からの大学進学―マス選抜制度の機能
7章 四大シフト現象の内部過程―マス選抜のプロセス
終章 後期近代における教育と選抜

著者等紹介

中村高康[ナカムラタカヤス]
1967年神奈川県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得修了。東京大学助手、群馬大学講師、大阪大学助教授を経て、大阪大学大学院人間科学研究科・東京大学大学院教育学研究科准教授(併任)。2011年4月より東京大学大学院教育学研究科准教授(予定)。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

2
15-18 ‘09東大Dr.論文「戦後日本における教育選抜の大衆化とメリトクラシーに関する社会学的研究」加筆修正。★「メリトクラシーの再帰性」「マス選抜」を凌駕。苅谷先生ご指導。戦後の教育をめぐる議論では、入学試験の競争の激化が前提とされてきた。しかしその背後で、推薦入学が着実に普及してきている。それはなぜか。歴史的考察と現状分析から、日本のメリトクラシーの特性を解き明かす。2011/05/20

メルセ・ひすい

1
15 Ⅱ2011/06/28

スマ

0
「AOとか低学歴乙w」をデータを駆使して実証する2016/04/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3011957
  • ご注意事項