出版社内容情報
韓国社会に広く共有されている「学歴主義社会」のイメージ.教育水準が個人の階層的な地位を大きく左右する,個人の努力と能力次第で社会的上昇への道が開かれているという社会イメージは果たして適切なのか.様々なデータや教育社会学の知見を駆使して考察する,新しい韓国社会論.
目次
1 理論・構造・制度(学歴と地位・報酬配分に関する理論的考察;韓国の社会階層構造と産業化;韓国の学校教育制度と選抜システム)
2 経済的報酬・職業的地位・社会移動(賃金水準に対する学歴効果とその変化;職業的地位決定における学歴効果とその変化―新規学卒者の就職過程の分析を中心に;教育達成と社会階層・階層移動)
学歴主義的社会イメージと韓国社会―学歴効用・教育システム・分配問題
著者等紹介
有田伸[アリタシン]
1969年鳥取生まれ。1992年東京大学文学部社会学科卒業。2002年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科助教授。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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