内容説明
本書は、東京大学社会科学研究所の労働関係のスタッフおよびその協力者を中心におこなってきた実態調査研究のあとをふりかえり、各調査参加者の協力をもえて、それぞれの調査研究の企画、立案、実施の過程を明らかにするための諸資料を収集、整理したものである。対象とした65調査についての解題を作成し、各調査の調査票・聴取り要領・資料整理基準などを収集した。
目次
序説(戦後労働調査反省の諸契機;労働調査反省の基準;「整理票」の意義と資料の性格 ほか)
第1篇 前期(前史;労働運動;基礎過程)
第2篇 後期(労働組合;労働市場;小経営・中小商工業;貧困・社会保障)