出版社内容情報
「だって私たちは物質的な世界に生きている」。デジタル化の影で不可視化された「メディア」の「マテリアリティ(物質性)」を理論と実例から多角的に分析。不確実な環境と人間がいかに折り合いをつけ共生しているかを考察する、マテリアルなメディア論。
【目次】
序 章 メディアの住まう日常:脱テクストからポストメディアへ(光岡寿郎・土橋臣吾)
Ⅰ 理論編
第1章 日常性と物質性:ロジャー・シルバーストーンから見る一九九〇年代のメディア・スタディーズ(光岡寿郎)
第2章 メディア考古学から人新世のメディア論へ:新しいメディア研究の課題と物質性の問題(大久保 遼)
第3章 何がメディア経験を可能にするのか:流通とインフラの視点から(近藤和都)
第4章 ドイツメディア理論の成立過程:批評理論、コンピュータ、文化技術(梅田拓也)
第5章 印刷文化論からその先へ:アナログとデジタルの相克を超えて(堀口 剛)
第6章 メディアのオルター・ポリティクス:ユーザー/情報環境の多元性の模索(土橋臣吾)
Ⅱ 分析編
第7章 一九七三年の「紙キキン(飢饉)」:〈新聞紙〉史はいかに書けるか(松永智子)
第8章 沖縄文学と言語的物質性:沖縄方言を書くことをめぐる政治学、その前に/その後で(松下優一)
第9章 「史料群」を史料批判する:スクラップブックを史料として雑誌編集における写真利用を再現する(工藤雅人)
第10章 メディア・テクストの中の物質性:「子どもの貧困」を扱った報道番組とそれへの批判(小川豊武)
第11章 マテリアリティとメディア・ファンダム:〈テクストとしてのモノ〉を超えて(大尾侑子)
第12章 祈りの部屋:デザインエスノグラフィーで捉える「メディアの気配」(大橋香奈)
内容説明
マテリアル×アフェクト―物質(環境)と情動(身体)からひらく人文知。デジタル化の熱狂の果てに立ち現れる「モノ」の現実。かつての紙不足から現代のインフラまで、メディアの物質的なしぶとさを直視し、不確実な環境と人間がいかに共生するかを解き明かすマテリアルなメディア論。
目次
メディアの住まう日常―脱テクストからポストメディアへ
1 理論編(日常性と物質性―ロジャー・シルバーストーンから見る一九九〇年代のメディア・スタディーズ;メディア考古学から人新世のメディア論へ―新しいメディア研究の課題と物質性の問題;何がメディア経験を可能にするのか―流通とインフラの視点から;ドイツメディア理論の成立過程―批評理論、コンピュータ、文化技術;印刷文化論からその先へ―アナログとデジタルの相克を超えて;メディアのオルター・ポリティクス―ユーザー/情報環境の多元性の模索)
2 分析編(一九七三年の「紙キキン」から―〈新聞紙〉史はいかに書けるか;沖縄文学と言語的物質性;「史料群」を史料批判する―スクラップブックを史料として雑誌編集における写真利用を再現する;メディア・テクストの中の物質性―「子どもの貧困」を扱った報道番組とそれへの批判;マテリアリティとメディア・ファンダム―〈テクストとしてのモノ〉を超えて;祈りの部屋―デザインエスノグラフィーで捉える「メディアの気配」)
著者等紹介
光岡寿郎[ミツオカトシロウ]
東京経済大学コミュニケーション学部教授
土橋臣吾[ドバシシンゴ]
法政大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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