AIから読み解く社会―権力化する最新技術

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130530330
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C1036

出版社内容情報

AI社会が現実となりつつある中、人・社会は今後どのように向き合うべきなのか。本書は、インクルーシブな社会、人間とAIの関係性、AIの脅威、AIと社会の共存という4つのアプローチを中心に、複数の角度からAIと社会の関係性を見つめ、その未来を見通す。

目次

1 インクルーシブな社会をつくる(言語にまつわるバイアスと自然言語処理;権力装置としてのVR;発達障害を見える化するAI;AIとジャーナリズム)
2 人間らしくあるために(AIと労働市場;AIと共存する民主主義的主体に向けて;AI時代の五感と身体;人間らしい言語処理モデルの開発)
3 AIに潜む脅威(越境する身体―AI時代の国際移動の管理;リプロダクティブ・ヘルス/ライツの尊重とAI―水俣病と『殺人出産』から考える日本の最先端生殖医療の未来;歴史博物館におけるAIと歴史証言;アルゴリズムバイアスと南北問題―AIガバナンスの厄介な問題)
4 ともに生きるためのビジョン(想像と創造の循環からうまれるAIとポピュラーカルチャーの未来;AI/アルゴリズムとインターセクショナルなフェミニズム;AIを描いてみよう!―メディアの隠喩的理解を育むワークショップ;AIのELSIとガバナンス―科学技術社会論の観点から;科学技術と権力―AIがもたらすマイクロ権力のあぶく)

著者等紹介

板津木綿子[イタツユウコ]
東京大学大学院情報学環教授

久野愛[ヒサノアイ]
東京大学大学院情報学環准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

11
トピックはいろいろあり、ざっと読み。最初に「自立した個人」は近代啓蒙思想の「西洋の物語」と語っているところが印象的だった。AIは多目的・多点開発であり、かつ、権力の分散化と平準化をする「小さな」技術でもある、ともあり、要は、技術は使いよう。2023/08/04

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