攻めてるテレ東、愛されるテレ東―「番外地」テレビ局の生存戦略

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攻めてるテレ東、愛されるテレ東―「番外地」テレビ局の生存戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130530293
  • NDC分類 699.21
  • Cコード C1036

出版社内容情報

テレビ離れが進むなか,いま最も視聴者から「愛されている」テレビ局,テレ東.そこに至るまでは後発局ゆえの挫折と苦闘の歴史があった.テレ東設立の歴史的経緯を辿り,テレ東が支持される理由(たのしさ)を存分に分析する.現在のメディア状況,ひいては日本社会のテレビの将来的可能性についての探求の書.「一番テレビを見ている社会学者」渾身の書下ろし!!

内容説明

昭和・平成・令和…、これがテレ東の生きる道、「番外地」が最前線になるとき。「一番テレビを見ている社会学者」がテレ東を論じ尽くす!

目次

はじめに 攻めてるテレ東、愛されるテレ東
歴史編―テレ東と戦後(科学教育専門局・東京12チャンネルの誕生―もうひとつの「1964」;「番外地」の挑戦―苦闘する一九六〇・七〇年代;「フジテレビの時代」と「テレ東」のニッチ狙い―模索する一九八〇・九〇年代;「テレ東」ブランドの確立―躍進する二〇〇〇年代以降)
分析編―テレ東が愛されるワケ(「素人」と「ユルさ」―「袖すり合うも他生の縁」の実践;「深夜番組」人気―オタク化する世界の地平;テレ東とNHK―ニッチを狙え;テレ東支持の構造―テレビの外側の「リアル」の彼方へ)
おわりに 「テレ東的なもの」、その本質と可能性

著者等紹介

太田省一[オオタショウイチ]
社会学者、文筆家。1960年生。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は社会学、テレビ文化論、ポピュラー文化論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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緋莢

14
かつては「三強一弱一番外地」の〝番外地”だったテレビ東京。大きな事件等が起こり、他局が特別番組を流していても、平然と通常放送のアニメやB級映画を流していたりするのがお馴染みとなっていますが(ただし、レバノンでのカルロス・ゴーン記者会見の際は通常放送を切り替えて、それを放送していたので、逆にどうした!?と驚きました。会見場に入れた日本メディアの中にテレ東があったためらしい)、その個性故に注目を浴び、また他局では無いような番組が多く、愛されるようになっていきます(続く2020/02/09

スプリント

12
エンタメにしても経済番組にしても企画力に優れた放送局というイメージです。よそのTV局はかつての番組の焼き直ししかしていないので、最近はNHKとテレ東しか見てないですね。ワイドショー的な手法に逃げないのも好感が持てます。2019/12/08

Eiki Natori

4
元々はTVを殆ど観ていなかったが、結婚してからテレ東を観る機会が増えた。アシスタントが新人アナになった最近の「モヤさま」は観なくなったが、他はマンネリの中に飽きない番組が多く、その謎について考えたことがあったが、素人を使うことで、社会の「リアル」があるからだというこの本の分析は的を得ている。 元々は科学教育の専門チャンネルとして開局した12ch。マニアックなスポーツ中継をやり、箱根駅伝までやっていたとは。子供の頃観たような懐かしい番組名がある中、「国際プロレス」や「世界のプロレス」に言及して欲しかったな。2020/04/25

Abercrombie

4
後発局ゆえの、人、金、ネットワーク等のリソース不足を、アイデア勝負とニッチ狙いにより人気局に押し上げたテレビ東京の変遷。テーマはいいんだけど、他書からの引用ばかりで作者の意見がぼやけ気味。2020/01/09

アルミの鉄鍋

2
★3 テレ東がなぜ愛されるのか。その肝はゆるさにある。完璧な番組ではないので、隙もできる。それ全てを許してる寛大な心が人間らしさを生み出すんだろうなと。テレ東の番組はたしかに他の番組と違って精神を抉られるような描写も多く見ててヒヤヒヤする場面もある。けど、それが本来の人間の姿なんだろうなと思う。2021/04/02

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