出版社内容情報
医学・地理学・社会学などさまざまな分野と深い関連をもつ人類生態学は,環境問題や人口問題などの理解に不可欠な基本的学問である.本書では今日的なトピックスや最新のデータも取り入れつつ,基本をていねいに解説.初学者のテキストとしても最適である.
目次
1 生態系のなかの人間(生態系と人類の特性;人類の起源と進化;生存様式の変化と多様化;生業と社会)
2 人間の生存と健康(身体とその機能;行動の生態学;栄養と健康;病気の生態学)
3 人口からみた人間(長期的な人口変化;人口指標と集団の適応;現代の人口問題)
4 環境問題と人間(エネルギーと資源;ライフスタイルと環境;人為的環境の健康環境;地球環境問題と人類)
著者等紹介
大塚柳太郎[オオツカリュウタロウ]
1945年生まれ。1970年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院医学系研究科教授。理学博士
河辺俊雄[カワベトシオ]
1950年生まれ。1984年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。現在、高崎経済大学地域政策学部教授、保健学博士
高坂宏一[タカサカコウイチ]
1952年生まれ。1981年東京大学大学院医学系研究科博士課程単位取得済退学。現在、杏林大学総合政策学部教授。保健学博士
渡辺知保[ワタナベチホ]
1955年生まれ。1989年東京大学大学院医学系研究科博士課程単位取得済退学。現在、東京大学大学院医学系研究科助教授。保健学博士
阿部卓[アベタク]
1965年生まれ。1997年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。現在、明治大学経営学部講師。保健学博士
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