出版社内容情報
2011年の東日本大震災以降,東京大学の研究者は福島を中心とした被災地に赴き,それぞれの専門性に基づき,多様な復旧・復興活動をおこない,東京大学福島復興知アライアンスが組織された.震災10年をふまえ、この活動のなかで蓄積された学知をもとにした東大教養学部の講義を書籍化し,復興知の全体像を俯瞰する.
目次
復興知に向けた導入―福島第一原発事故の概要と放射線の基礎知識
1 原発事故を経験した社会と向き合う(福島学―3.11後の課題発見と解決のサイクルづくり;風評被害の実態と対策;リスクコミュニケーションを考える;住民それぞれの復興―浜通りでの被災者支援活動から学んだこと)
2 復興知を現場で実践する(原発事故被害とは何か―何ができるか、何をすべきでないか;復興農学による福島の農業再生;ドローンで復興、そしてその先へ;廃炉作業の推進支援への取り組み)
著者等紹介
秋光信佳[アキミツノブヨシ]
東京大学アイソトープ総合センター教授
溝口勝[ミゾグチマサル]
東京大学大学院農学生命科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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