子どもとお金―おこづかいの文化発達心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 325p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130513340
  • NDC分類 361.5

内容説明

日本・韓国・中国・ベトナム、「おこづかい」を仲立ちに親子関係は、友だち関係は、こう育ってゆく。「文化的道具」としてのお金の姿を手がかりに、それぞれの文化で「大人になる」意味を問い、心理学が「文化」に向き合う視角と理論を探究した、4カ国の共同研究、待望の書籍化。

目次

なぜ文化を比較するのか―子どもにとってのお金の意味
第1部 人間関係の中のお金―現象から立ち上がる子どもの姿(消費社会を生きる子どもたち;大人になることの意味と親子関係の構造 ほか)
第2部 日韓中越・子どものおこづかい―文化内在的視点から読み解く(韓国の子どものお金をめぐる生活世界;中国の都市部の子どもとお金の智恵 ほか)
第3部 おこづかい研究から理論を立ち上げる(おこづかいの意味づけの中に親子関係の両義性をみる;おこづかい研究とTEAの誕生―時間の流れを理論化する ほか)
第4部 おこづかい研究を振り返る―新しい文化の心理学に向けて(おこづかい研究と差の文化心理学;調査の概要と結果の要約、そして伴走者によるコメント)
付録 質問紙調査結果

出版社内容情報

共同の買い食いや「おごり」の是非など、「おこづかい」にまつわる行動文化についての日・韓・中・越の共同調査研究の成果。日・韓・中・越の4カ国で,おこづかいをめぐる子どもの仲間関係の発達を共同調査した心理学者たちは,共同の買い食い,「おごり」の是非などの「文化差」に驚くとともに,自らの文化の「違い」やその記述の方法論に深く悩むことになった…….数々のフロンティアを築いた伝説のプロジェクト,初の書籍化.

序 章 なぜ文化を比較するのか:子どもにとってのお金の意味(高橋 登)

 1.はじめに

 2.文化的道具としてのお金

 3.文化をどう理解するのか

 4.私たちの方法論:差の文化心理学

 5.本書の概要



第1部 人間関係の中のお金:現象から立ち上がる子どもの姿  

第1章 消費社会を生きる子どもたち(片成男)

 1.消費社会と子ども

 2.子どもたちが手に入れるお金

 3.子どもたちの消費の仕方

 4.正しいお金の使い方

 5.おわりに 

第2章 大人になることの意味と親子関係の構造(竹尾和子)

 1.はじめに

 2.日本の子どもにとっての「大人になることの意味」

 3.ベトナムの子どもにとっての「大人になることの意味」――調査データから考えられること

 4.韓国の子どもにとっての「大人になることの意味」

 5.中国の子どもにとっての「大人になることの意味」

 6.おわりに

第3章 お金を媒介にする友だち関係の構造(呉宣児)

 1.はじめに:おごる友達関係と割り勘する友達関係

 2.質問紙のデータから見える「お金をめぐる友達関係」の全体的傾向

 3.インタビューから見えるお金をめぐる友達関係の具体的な状況・意味づけ

 4.状況によって異なるおごり・割り勘のパターン

 5.自己限定型友だち関係と相互交換型友達関係の異なる論理・背景

 6.おわりに



第2部 日韓中越・子どものおこづかい:文化内在的視点から読み解く

第4章 韓国の子どものお金をめぐる生活世界(金順子+崔順子)

 1.はじめに

 2.調査地域の特性と調査内訳

 3.消費主体として生きる韓国の子ども

 4.おこづかいを通してみた韓国における親子関係

 5.おこづかいを通してみた韓国の子どもの友達関係

 6.おわりに

第5章 中国の都市部の子どもとお金の智恵(周念麗)

 1.はじめに

 2.おこづかいに反映された中国都市部の子どもたちの財産と富についての知恵

 3.金銭教育に関する提言

第6章 ベトナムの子どもとおこづかい(ファン・ティ・マイ・フォン,グエン・ティ・ホア)

 1.はじめに

 2.調査地域の概要

 3.ベトナムの子どもたちのおこづかいのもらい方

 4.おこづかいの使い方

 5.おこづかいをめぐる親子関係

 6.お金をめぐる友人関係

 7.結論と将来への示唆

第7章 日本の子どもたちにとってのお金:発達の生態学的分析から(高橋 登)

 1.日本の概要

 2.日本の子どもたちにとってのお金:4か国比較から見えてくるもの

 3.買い物場面の観察に現れる日本の子どもたちとお金の関わり

 4.買い物研究から見えてくるもの



第3部 おこづかい研究から理論を立ち上げる

第8章 おこづかいの意味づけの中に親子関係の両義性をみる(片成男)

 1.はじめに

 2.子どもから見たおこづかい

 3.関係性から捉えるおこづかい

 4.親子関係を超えて

 5.物語としての子どものおこづかい

第9章 おこづかい研究とTEAの誕生:時間の流れを理論化する(サトウタツヤ)

 1.2001年:ある本の出版とおこづかい研究チームの発足が同じ年に起きていた.

 2.2002年:おこづかい研究チーム,韓国での調査

 3.2003年:シンポジウム準備からTEMへ

 4.2004年:最初の事例発表から怒涛の発展へ

 5.付記

第10章 文化差が立ち現れる時・それを乗り越える時(呉宣児)

 1.はじめに

 2.研究者コミュニティにおいて偶然・必然に現れる対の構造と差

 3.インタビュー場面における意図せぬ対の構造と差の現れ

 4.データによって,対の構造の中で安定的にまとめられた日韓の論理

 5.意図的に対の構造を持ち込み,多声性を演出する

 6.変化する身体・行動:「おごりで割り勘」という行為の発現

 7.対の構造での多声性の有効性と弊害



第4部 おこづかい研究を振り返る:新しい文化の心理学に向けて

終 章 おこづかい研究と差の心理学(山本登志哉)

 1.はじめに

 2.おこづかいとは何か

 3.おこづかいとEMS

 4.文化とEMS

 5.本書の各論文とEMS

 6.まとめ

補 章 調査の概要と要約,そして伴走者によるコメント(渡辺忠温)

 1.はじめに

 2.調査の概要

 3.本書論文へのコメント



付録 質問紙調査結果(渡辺忠温)

執筆者紹介

索引

高橋 登[タカハシ ノボル]
高橋 登
高橋 登:大阪教育大学教育学部教授

山本 登志哉[ヤマモト トシヤ]
山本 登志哉
山本登志哉:供述心理学研究所・埼玉所長

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