出版社内容情報
教育の目的と価値が揺らぐ現在、プラグマティズム、教育の公共性論とイノベーションを軸に、現代の教育思想図をデザインし直す。
戦後教育におけるいくつかの原則が信を失い,民主主義の語も輝きを失ったかのように見える今日,教育の価値,目的はどのように思考が可能か.プラグマティズムの再考を軸に,現代の教育思想の地図を詳細に描き,アートによる学びの場をひとつのヒントに,個性が共同する学校をデザインしなおす書.
序章 民主主義と教育のグランドデザイン
第1部 民主主義と教育を問いなおす
第1章 グローバル時代の学校の公共性と民主主義
第2章 アートの公共空間をひらく――プラグマティズムの学び
第2部 シティズンシップと民主主義の教育
第3章 進歩主義期のシティズンシップ教育――トマス・ジョーンズのカリキュラム改革
第4章 ハイスクールのシティズンシップ教育――変容する民主主義
第5章 民主主義の信頼を探究する学校改革――デボラ・マイヤーの挑戦
第3部 民主主義と教育の未来へ
第6章 教育・学習・学校のイノベーション――産業主義社会を超えて
第7章 現代プラグマティズムと民主主義の学習――アート・学び・コミュニケーション
第8章 教師の専門的実践と民主主義
終章 民主主義と教育を再構築する――親密性と公共性のあいだ
あとがき
【著者紹介】
上野 正道
上野正道:大東文化大学文学部准教授
目次
民主主義と教育のグランドデサイン
第1部 民主主義と教育を問いなおす(グローバル時代の学校の公共性と民主主義;アートの公共空間をひらく―プラグマティズムの学び)
第2部 シティズンシップと民主主義の教育(進歩主義期のシティズンシップ教育―トマス・ジョーンズのカリキュラム改革;ハイスクールのシティズンシップ教育―変容する民主主義;民主主義の信頼を探究する学校改革―デボラ・マイヤーの挑戦)
第3部 新たな民主主義と教育の時代へ(教育・学習・学校のイノベーション―産業主義社会を超えて;現代プラグマティズムと民主主義の学習―アート・学び・コミュニケーション;教師の専門的実践と民主主義)
民主主義と教育を再構築する―親密性と公共性のあいだ
著者等紹介
上野正道[ウエノマサミチ]
1974年東京に生まれる。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現在、大東文化大学文学部准教授。神奈川県立総合教育センター専門相談員、関西大学ポストドクトラルフェロー、大東文化大学講師、東京大学、東京藝術大学非常勤講師、ブリティッシュ・コロンビア大学客員准教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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