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出版社内容情報
映画研究、想像上のメディア研究、ドイツメディア理論、ニューマテリアリズム、ノイズ、アーカイヴ、メディアアートなどの主要なメディア研究/対象を踏まえることで、メディア考古学の見取り図を描き出す。デジタル時代のメディア文化にアプローチするための必読文献。
Jussi Parikka, What is Media Archaeology?,Polity,2012を全訳。
内容説明
メディア考古学とは、古くなったり忘れ去られたりしたメディア技術(蓄音機、電信、タイプライター、初期のコンピュータなど)に着目し、過去のうちに現代のメディア状況との照応を見出すこと、あるいは、最新の状況に古いメディアの回帰を発見することで、メディアの起源や発展などをより良く理解しようとする試みである。
目次
第1章 イントロダクション―過去と未来の地図製作
第2章 感覚のメディア考古学―視聴覚、情動、アルゴリズム
第3章 想像上のメディア―奇妙なオブジェクトを捉えること
第4章 メディア理論とニューマテリアリズム
第5章 ノイズと偶然を描き出す
第6章 アーカイヴの動態性―ソフトウェア文化とデジタル遺産
第7章 メディア考古学を実践する―リメディエーションのための創造的方法論
第8章 結論―デジタル文化におけるメディア考古学
著者等紹介
パリッカ,ユッシ[パリッカ,ユッシ] [Parikka,Jussi]
オーフス大学教授(デンマーク)。サウザンプトン大学ウィンチェスター美術学校およびプラハ舞台芸術アカデミー映画・テレビ学部(FAMU)客員教授。専門はメディア理論、デジタル美学
梅田拓也[ウメダタクヤ]
同志社女子大学学芸学部助教。専門は思想史、メディア論
大久保遼[オオクボリョウ]
明治学院大学社会学部准教授。専門はメディア論、社会学、映像文化史
近藤和都[コンドウカズト]
大妻女子大学社会情報学部准教授。専門はメディア論、文化研究
光岡寿郎[ミツオカトシロウ]
東京経済大学コミュニケーション学部教授。専門はメディア研究、芸術文化の社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ぞだぐぁ