戦時経済と鉄道運営―「植民地」朝鮮から「分断」韓国への歴史的経路を探る

戦時経済と鉄道運営―「植民地」朝鮮から「分断」韓国への歴史的経路を探る

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  • サイズ A5判/ページ数 402p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130460842
  • NDC分類 686.221
  • Cコード C3033

出版社内容情報

1930年代から50年代までの朝鮮国鉄(1948年8月以降は韓国鉄道)の事業展開を対象として,この間の外的環境の激変に直面して朝鮮国鉄が主体的に内外部に行った「組織的対応」を実証的に分析し,そこから「植民地」経済から「分断」経済に至る韓国経済の歴史的経路の全体像を鮮明に捉える.

目次

第1部 戦時動員と「植民地」(戦前期における鉄道運営の特質と鉄道増強計画;日中全面戦争期における陸運統制の開始と輸送力増強;アジア太平洋戦争期における輸送増強の限界と陸運統制の強化)
第2部 「分断」と戦時動員(分断国家の成立と輸送体制の再編;朝鮮戦争期における輸送戦の実施と陸運統制の展開;休戦体制下の韓国鉄道の復興と自主運営)

著者等紹介

林采成[イムチェソン]
1969年ソウル生まれ。1992年韓国ソウル大学校社会科学大学国際経済学科卒業。1995年韓国ソウル大学校大学院農経済学研究科修士課程修了。1999年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。2002年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。韓国現代経済研究院研究委員、韓国大統領諮問政策企画委員会専門委員を経て、2004年より培材大学校外国語大学日本学科専任講師
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